人の能力やステータスを見抜くことが出来る“鑑定スキル”を持って異世界に転生したアルス・ローベント。 世に隠れた「逸材」を見出し領地を強くしていくアルスは、ミーシアン州で日に日に存在感を増していった。 そんな中、クラン・サレマキアとバサマーク・サレマキアによるミーシアン州次期総督の座を巡る争いが激化していく。 ついにアルスはクラン陣営として初陣へ向かうことに―――。 アルスと仲間たちの異世界統一記、戦乱の新章へ突入!
戦国時代、名越一族と千草一族は、八雲の湖をはさんで平和に暮らしていた。ところが彼らは思わぬ侵略にさらされることになる。隣国の領主御子柴弾正は、まず千草一族、続いて名越一族を倒し、その領地を手に入れる。さらに両家を守り続けてきた武神像を破壊し、湖に捨ててしまう。そして邪魔になった十郎と早百合を処刑しようとする。絶体絶命と思ったその時、湖がまっぷたつに割れ、巨大な魔神が現れた……。