1972年2月。連合赤軍が軽井沢の“あさま山荘“に立てこもった。人質は管理人の妻のみ。事件解決のため警察庁から派遣された監察官、佐々淳行はまずなかなか動こうとしない長野県警の“プライド“と闘うことになる。「金融腐蝕列島・呪縛」の監督・主演コンビが、昭和史に残る大事件の内幕を新たな視点で映画化。極寒の地で人質解放のため闘った警察関係者間の軋轢を、軽やかに活写してみせる。
「相棒 season22」の最終回オンエア後に配信された「相棒 sideA/sideB」は、杉下右京と亀山薫それぞれの視点から1つの事件を追った物語。“sideX”ではその2年後が舞台となり、前作で元暴力団員が殺害された事件の被疑者だった平井久美、高木宇宙が再会したことから新たな物語が動き出す。なお2人は先ごろテレビ朝日系でスタートした「相棒 season23」第1話にも登場し、バディを組んだ探偵となっていた。
「トニー滝谷」「亀は意外に速く泳ぐ」などのプロデューサーを務め、自身も中編映画を監督してきた橋本直樹の初長編監督作。ある壮絶な運命を背負った母娘の姿を描き、第24回東京国際映画祭・日本映画ある視点部門ほか、各国の映画祭で上映され、第14回上海国際映画祭では審査員特別賞を受賞した。生まれてすぐに捨てられ児童養護施設で育ったミカは、大人になり自分を捨てた母親・直子を探し当てる。優しい夫とひとり娘の高校生・彩乃と幸せに暮らす直子をしばらく監視していたミカは、ある決心をする。
1977年にスタートした「タイムボカンシリーズ ヤッターマン」は、正義の味方ヤッターマンと、ドロンジョ率いるドロンボー一味が大金塊のありかを示すドクロストーンの争奪戦を繰り広げるアニメ作品。ドラマではまったく新しい視点から、壮絶な境遇に置かれながら、悪に手を染めるに至ったドロンジョの過去を描く。
メイドや アイドル、ナースなどの美女に蔑んだ目を向けられながら、 おパンツを見せてもらうというご褒美シチュエーションが1人称視点で展開される。 全6話のオムニバス形式。
木下監督は、鶴屋南北の原作にかなり手を加え、お岩の亡霊は伊右衛門の良心の呵責による妄想だという新解釈を与えている。また、この作品を日本の伝統的な絵巻物という視点で捉え、全編を俯瞰撮影の長回しで撮った異色作品。